>>379【続き】
客席からさらなる続編を期待する拍手が起こると、「皆さん、お気が早い」と慌てる素振りだったが、同シリーズの劇場版公開は「真夏の方程式」以来およそ9年ぶりだけに「9年は長かった……。そうですね。今から9年後じゃ、僕は62歳になっているので(笑)。9年後じゃない方がいいですよね。求めてくださるのであれば、さらなる最高傑作を生み出すことにつながると思っています」と次回作に前向きな姿勢を示していた。
柴咲が劇場版に出演するのは、「容疑者Xの献身」(2008)以来となり、「14年ぶりですか。そんなに時が経っていたんですね」としみじみ。この日の衣装は、胸元に「UTSUMI」の文字のビジューが輝いており、「スタイリストさんが用意してくださった」と感激しきり。東野氏から「わたしが見たかった草薙をようやく見せていただけました。長年の夢がかなった気分です」と絶賛された北村は、「うれしいです。本当にうれしいんですよ。それしか言葉が出てこない」と感無量の面持ちだった。