>>392【続き】
福山は「大変大きな反響をいただいています」と笑顔を見せると、「僕はラジオをやっているのですが、小学校1〜2年生のころテレビシリーズを観ていたという方から、その後科学者になったというメールをいただいたんです。ほかにも物理や数学が嫌いだったけれど、『ガリレオ』シリーズを観て、頭のなかで問題を解くとき『vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜』が流れるようになってから急に勉強がはかどるようになり、大学に受かりましたという人もいました」と作品から刺激を受けたリスナーからのエピソードを明かす。
続けて福山は「観た人が“自分事”としてストーリーをとらえて、自身の人生に影響を与えるというのは、すごく嬉しいこと」と破顔すると、「長くシリーズを続けていくと、こういう効果があるんですね」と自分にとっても特別なシリーズであることを強調した。
西谷監督は先日行われたトークイベントで、エンドロールを見たファンから「集大成のような作り。これがシリーズ最後なのか」という質問を受けたことを明かすと、「今回次第です。皆さんの応援があれば」と客席に投げかける。福山も「9年ぶりの作品ですが、準備を含めると2年ぐらいかかっています。この1か月は怒涛のプロモーションで僕も柴咲さんも相当消耗していたのですが、素敵な感想をいただき、やってよかったと思っています。できれば早くまた……」と次回作に意欲を見せていた。(磯部正和)
ソース:シネマトゥデイ
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