>>598【続き】
「クスノキ ―閃光の影で―ver.(仮)」は、福山が2014年に発表した楽曲を映画のために新たにアレンジしたもの。長崎出身で被爆3世である監督・松本准平からの「祖父たちの被爆体験を受け継ぎ平和を次世代に伝えるべく、映画のエンディングを飾る主題歌を福山さんに担当していただきたい」というオファーに応えて作られ、レコーディングには、第1次および第2次世界大戦の戦火を乗り越えたヴィンテージオルガンが用いられた。
なお映画のエンドロールでは、菊池、小野、川床の3名が歌唱したバージョンが使われる。福山は「映画の中では多くの命が失われますが、作品の最後に『命の目撃者、魂の代弁者』である彼女たちの歌声が響くことで、『魂は奪われない』というメッセージに昇華されたと感じました」とコメントした。
「長崎―閃光の影で―」は、7月25日に長崎で先行公開後、8月1日より全国ロードショーされる。