私立織愛学園★68

<図書室>

黒峰

お前なぁ……
台を使えよ.台を
(ため息混じりに苦笑いをし台を指指せば相手の周りの本を片付け始めて)

【きゃほい(*´∀｀*)】

〈図書室〉
木村先生

台…、痛くないかな？いつも踏まれて………

(相手が本を拾いだせば思い出したように自分もゆっくりと拾っては撫でを繰り返して)

本も痛いよね…ごめんねぇ……

あ！
先生は何しにきたの？

<図書室>

黒峰

…………………
(不思議なやつだなと相手の行動を見た後小さく笑い)

台は痛くねぇよ
それが仕事なんだからさ

〈図書室〉
木村先生

………そっか、お仕事
台のお仕事させてあげれなかったんだねボク
(しょぼんと眉尻をさげ台をチラリと見た後、拾った本を抱え立ち上がり首をかしげ唐突な質問をして)

木村先生…力持ち？

<図書室>

黒峰

んまぁ次からは
ちゃんと仕事させてやれよ？
(相手の頭をポンと撫でた後本を棚に戻して相手の質問には首を傾げ)

何でだよ？

-中庭-

湿気…………｡
(ベンチに座っていつものようにパソコンをいじっているとふと空気の暑さに眉を歪ませ､ゆっくりと見上げて雨が降らないか空を眺めてみて)

【待】

〈図書室〉
木村先生

これも…頼みたいから…
(一気に本を何冊も抱えれるのかという単純な疑問だったらしく、相手が棚に本を戻すのを見つめつつすっと拾った三冊の本を差し出して"にこっ"と人にモノを頼む時に出る自然な愛想笑いを浮かべて)

………ね？

<図書室>

黒峰

…………はいはい
(たかが３冊と相手から本を受け取り面倒そうにしつつ本を棚にしまい始めて)

そういや.なんか取りたい
本があったんじゃねぇの？

[談話室]

……………アロエ､……

(少食タイプなのかヨーグルトだけという夕飯をとっていればふとそれがアロエ味だったことに何か思い付いたようにぽつりと呟き付属のプラスチックスプーンを口に添えて食べるのを中断し)

【あげ】

〈図書室〉
木村先生

……。
(取りたい本と聞けば自分の手をじぃっと見つめハッ！と顔を上げて落ちた本と共に戻してしまったらしく本棚を眉尻をさげて見つめ)

……っ!!!
上、行っちゃった…。
ﾆｰﾁｪ読みたかったのになぁ…
(しょぼんと肩を落とすが、そろそろ下校しないとと相手を見てぺこっと頭をさげ)

本、ありがとなの…
………また借りに来るから…待っててねﾆｰﾁｪ←
(最後は本に対した言葉なのか本棚を見上げ、くるっと踵を返しその場を立ち去り)

【変な子でごめんね～
出かけ落ちotz】