692話 ドレスローザから来た刺客

ルフィ「大技の用意ができたぞ!!」

シーザー「そ、そうだ麦わら…お前、おれの部下にしてやっても…」

ルフィ「ゴムゴムの灰色熊獣!!!!(グリズリーマグナム)」

シーザー「グァァァアッ!!」

外へ吹っ飛ぶシーザー

映像転送電伝虫が全て見ていた

━━━新世界各地では━━━

男A「…!!冗談だろ!?公開実験がこれで終わりなんて…!!」

男B「シーザーの野郎…!!」

タマゴ男爵「ママに電話だボン!」

ペコムズ「ガオッ!!」

男C「ジョーカーが動くぞ…!!」

男D「このことを『ジャック』に伝えておけ」

男E「大丈夫なんですかね？こりゃマズイことになりましたよ!!」

男F「おそらく同盟だ、世界中に知らせろ…!!」

キラー「…………」

━━━B棟2階━━━

G5「急げ!急げ!」

チョッパー「頑張れ、モチャ!!」

場内放送 ウソップ「チョッパー、聞こえるか?」

チョッパー「え?ウソップの声だ!!」

ウソップ「右前方に見える階段を使え!ショートカットできる!!」

ウソップ「ガスが入ってくる前にR棟のゲートを閉じる!!急げ!!」

チョッパー「う、うん 分かったよ、ありがとう!!」

ブルック「あ〜!チョッパーさん!!」

チョッパー「え!?ブルック!!」

ブルック「困ったことになりました 錦えもんさんが…殺戮ガスに当たって
亡くなってしまいました!!」

チョッパー「ええええ!?」

ガスで真っ白に固まった絹えもん

ブルック「私たちは実験室を全て回って子供達を外に連れ出しました…そして錦えもんさんの息子さんを探していると、突然…」

-回想-

ブルック「R棟へ!!走って下さい!!」

子供「キャアアア!あの人の顔怖い!!」

錦えもん「何と!?小さな竜に姿を変えられてしまったと?」

子供「うん、内緒だけど、本当だよ」

錦えもん「もしかすると拙者が斬り捨てた竜であろうか!?」

ブルック「でもあの場所はもうガスで充満してますよ」

錦えもん「気合を入れれば成し遂げられぬことなどござらん!!拙者は参る!!たとえ火の中、ガスの中!!」

-回想終了-

ブルック「それでこんな姿になり果ててしまったんです!!」

チョッパー「何でそんなに無謀なんだよ!?」

━━━R棟2階、秘密の部屋━━━

M部下「畜生、てめェのことは忘れねェぞ!!」

ウソップ「てめェらが抵抗してきたからだよ、間抜けどもめ!!この巨大パチンコ『改良型黒カブト』でもう一回撃たれてェのか!!?」

パチンコの先に植物が付いてる

━━━R棟1階、B棟からの連絡通路━━━

ナミ「ルフィ!!」

ルフィ「ん?」

ナミ「あんたがここに着いててよかったわ!茶ひげが倒れてるけど、大丈夫なの!?」

ルフィ「ああ、大丈夫だ!いや、大丈夫じゃねェか!?」

モモの助「わああ!!子供らが!!……!!」

-回想-

ルフィ「子供たちは大丈夫だ おれの仲間が助けに行ってる!!」
「あいつらは絶対やる奴らだ!!心配することは何もねェぞ!!」

-回想終了-

ルフィ「へへへ!大丈夫だったろ?モモ!!」

モモの助(……!!)

サンジ「急げ!!ナミさん達のいるところへ走れ!!」

ゾロ「チョッパーと他の連中はまだ来ねェのか!?」

ロビン「そうね…チョッパーは女の子に応急処置をしてたから…何とか間に合うかしら…!?」

━━━B棟のほぼ全域には既に殺戮ガス「シノクニ」が充満。
島からの脱出口はたった1つ…R棟ゲート66のみ!!━━━

━━━R棟〜D棟間　連絡通路━━━

スモーカー「これが必要なのか?」

ロー「このトロッコでSADを運ぶ!!全員に乗り込むように伝えろ 一刻もはやく脱出しねェといけねェ!!」
「麦わら屋!!」

ルフィ「トラ男!!ケムリン!!そこにいたのかよ?」

G5「ギャアア、スモやん!!無事だったんだな!!あ〜、あんたにゃ伝えねェといけねェことが山ほどあるんだ!!」

たしぎ「………」(ほっ)

ロー「シーザーはどこだ!?」

ルフィ「あ〜、あっちだ 扉ごとぶっ飛ばしてやったからな どこまで飛んでいったか分からねェ」

ロー「…おい!!お前…!!奴を誘拐すると約束しただろうが!!」

ルフィ「あいつにはウンザリだったかんな 捕まえるなんて面倒なことはしなかった」

ロー「だが、それが計画だったはずだ!!もし奴が何とか逃亡したらどうするつもりだ!?」

ルフィ「知らねェよ!」

ロー「個人的な理由で計画を変えんじゃねェよ!!てめェを信用するんじゃなかったぜ!!おれは今から奴を追う!!」

━━━ 少し時間をさかのぼり、パンクハザード近海の空━━━

ベビー5「任務の切れ目が縁の切れ目　帰ったら息の根を止めてやるわ!!」
「ジョーカーのクズ野郎っ!!あいつは…私の大切な婚約者を『町もろとも』消し飛ばしたのよっ!!生かしちゃおかない!!」

【ドンキホーテ海賊団 使用人兼殺し屋 ベビー5(ブキブキの実の全身武器人間)】

ベビー5「これで8回目よ!!私が人生を捧げたかった恋人達が皆…8人全員よ!!しかも8つの町ごと!!何で奴はいつも私の幸福を踏みにじるの!?」

バッファロー「ニニニニ!!それも愛情だ!!ジョーカーはお前のことを実の妹のように思ってる」

【ドンキホーテ海賊団 戦闘員 バッファロー(グルグルの実の回転人間)】

体にプロペラみたいなのが付いててPH目指して飛んでるバッファローと背中に乗ってる
ベビー5

バッファロー「彼が町を壊滅させたのも理解できる!!お前はもっと物事を
拒否できるようになるべきだ!!」

ベビー5「……」
「彼の何がダメだったって言うの!?私を必要としてくれた!!」

-回想-

小汚いおっさん「一目惚れです!!結婚して下さい!!」

-回想終了-

バッファロー「頼まれたら断れないのがお前だ!!その悪癖は何とかしねェとな!!」
「別々の新聞をそんなに読んでも意味ねェだろうに…金も貸しすぎだ 買い物もしすぎ!借金いくらあるんだ?」

ベビー5「黙りなさい!!たった9800万ベリーよ!!放っといて」

バッファロー「ところで、おれに200万ベリー貸して」

ベビー5(え！？私を必要としてくれてる!!)(きゅん)
「それでいつ必要なの?」

バッファロー「帰ったらカジノで遊びたいんだ」

ベビー5「分かったわ このミッションを終わらせ次第、用意する!!依頼されたこの任務を完璧にこなして…絶対ジョーカーの奴を殺してやるわ!!」

バッファロー「ニィィィン!パンクハザードが見えてきたぞ!!」

ベビー5「島はシーザーのガスで充満してるわね!!これをぶっ放したら消せるかしら」

バッファロー「おれに任せとけ あそこまで飛ぶぞ、ベビー5」
「見てろ！！おれの力は台風並みだ!!」
「スコール!!又三郎!!」

凄い回転でガスが吹き飛ぶ

バッファロー「タンカーが見えてきた」

ベビー5「あそこで待っていれば、シーザーやモネ、ヴェルゴも出てくるかな…!!」

バッファロー「ニヒヒヒン 早く帰ってカジノでルーレットやりてェ!!」

ドッゴオオオン!!(何かが飛んできてタンカーに激突する)

バッファロー＆ベビー5「ええええええ!?」

ベビー5「タンカーが爆発した!?」

バッファロー「いや…何かがぶつかったんだ!!」
「人だ…え…シーザー・クラウン!!?」

瀕死のシーザー

━━━ドレスローザ━━━

電伝虫「プルルル!」

バッファロー「ジョーカー!!パンクハザードから、バッファローです!!」
「何らかの理由でマスター、シーザーが島の外へ吹き飛ばされ、ボロボロの様子です!!」

ドフラミンゴ「!?何…!?……!」
「すぐに奴を捕獲してドレスローザに帰って来い!!」

バッファロー「!!」

ベビー5「モネとヴェルゴは?」

バッファロー「何か事情があるんだ、言われたとおりにしろ!!了解しました、ジョーカー!!」

ドフラミンゴ「ふふふふふ」
(おい、間抜けな小僧ども…!!天はおれの味方だぜ!!シーザーさえおれの手にあればSADはまた作れる!!)

ベビー5「見て、タンカーのデッキ上に何かいる…!?」

バッファロー「心配無用だ このガスで生きてられる奴なんざいねェよ」

ベビー5「ロボット!?」

フランキー将軍「ん!?何だァ、あの鳥は!?」

フランキー将軍、見参!!

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693話 死んでくれ
巻頭カラー 麦わら一味とロー一味が一緒に　
ジェネラルレフトで攻撃するフランキー将軍
ベビー5落下しながらも応戦、マシンガンを連発するも傷一つ付かないフランキー将軍 シールドブーメランを投げる
ベビー5は上半身巨大な刀に変身、バッファローがベビー5も持ちシールドを真っ二つに
ミサイルに変身してフランキー将軍に向かってくるベビー5、大爆発

場所変わりシーザー 瀕死では有るが最期のあがきでスモーカーの心臓を道連れにしようとしている

ローはルフィ達を急かすが、ルフィはまだ仲間が来てないと言い残っている
チョッパーとブルックが遅れて合流、ブルックがキンエモンの状態を嘆く、それを聞いたモモノスケびっくり

ドフラミンゴとモネが会話
モネはドフラミンゴの為にもう一つ眠っている起爆スイッチを押すつもり

モネ「それ以上言わないでジョーカー 初めからそのつもりよ」

ドフラミンゴ「!?」

モネ「今その起爆スイッチの前にいる・・・爆発はタンカーにまで及ぶわ 一隻無駄に成るけどいい?」

ドフラミンゴ「悪いな・・・全てを道連れに・・・・・死んでくれ・・・・」

モネ「了解 若様」

次週へ

693話 死んでくれ

フランキー将軍「……」

バッファロー・ベビー5「……」

フランキー将軍「ジェネラルレフト!!」

バッファロー・ベビー5「!!?」

バッファロー「どぅわ!!」

ベビー5「きゃあ!!」
「バッファロー!!あれ何!!?何で突然撃ってきたの!?」
「私は麦わらの一味の顔は全員知ってるパフィシスタ? いえ、そんなはずないわ シーザーは人間兵器に興味無いもの」
「貴方が誰だか知らないけど…」(マシンガンを構える)
「そっちがやる気なら、こっちもやるわよ!!」(何発も命中)
「え」

フランキー将軍「ジェネラルOK!!」

ベビー5「かすり傷もない!?」

フランキー将軍「これでも食らいな…!!」
「ジェネラルシールド!!」

ベビー5「遅過ぎるし、小さ過ぎ!!」

フランキー将軍「ジェネラルシールド・ブーメラン!!」

ベビー5「投げた?やけになったの??おもちゃ程度では満足してないみたいね…ブキモルフォーゼ!!」
「エスパーダ・ガール!!」
上半身刀に変身

フランキー将軍「！」