696話 利害の一致
扉絵 カリブーを誰かと間違う軍隊みたいなやつら ガブル隊長と呼ばれている

スモーカーはG-5の船を待つと言う
茶ひげ一味はシーザーよりはいいと海軍に捕まることを選ぶ
倒されたシーザー、バッファロー、ベビー5
フランキーは戦いで壊れたタンカーを修理する羽目に
ローは子供を細切れにして治療したがチョッパーが人殺しだと勘違いして騒ぐ
ブルックは錦えもんを落として粉々にして割ってしまうもそのおかげか復活した
モモノスケと対面、モモノスケは人間の姿に戻っている
ローはオペオペの能力で子供たちの体内から薬物を取り除いた
子供たちは元気になるがモチャだけ起きてこない
サンジは料理を始めてる
ナミは子供たちを送り届けると言っていたがたしぎが強く願った為子供たちはこの先海軍が面倒を見ることに
女海兵の眼差しに弱いんだと言ってベルメールを思い出す
サンジが飯を用意し振舞う
モモノスケは要らぬと言い捨てようとするも錦えもんが信用して大丈夫だから生きようぞと言う
泣きながらかぶりつく2人、2人は相当な訳有り

ローは急いでここから離れるとルフィに言う
ルフィは返事したものの宴だとなり話を聞かないので唖然とする
海賊海軍子供入り乱れての宴、ローは茫然となる
G-5がシノクニの弱点を吐かせた、今から島内に行くとのこと

同盟を組む時の会話の回想
ローがルフィに嗾けた、引きずり降ろす四皇は｢百獣のカイドウ｣だった
ルフィは一人目がシャンクスじゃなければいい
四皇はおれが全部倒すつもりだから

次週

名言キタ

バレさんきゅーな

毎週バレさんきゅーな！！

何度もすみません、詳細バレ

696話 利害の一致
扉絵 港への道中に謎の声「ガブル隊長!」

G-5「よく聞け、海賊ども、このタンカーはお前らの物だ!この線が正義と悪の境界線だ!またぐんじゃねェぞ!分かったな、麦わらの一味!」

スモーカー「そこまでやれと言った覚えはねェぞ 海賊と馴れ合うなと言っただけだ」

G-5「でもよ、スモやん中将!ここは徹底的にやらねェと!!医療班のために境界線も引かなかったんだぜ!」

スモーカー「G-5の基地と連絡が取れた じきに船が来る」

ルフィ「茶ひげ、おめェ捕まるのか?残念だぞ もうおれたちは友達だろ!」

茶ひげ「ウォッホッホ!おれ達も実験で毒を投与されたみてェだからな 海軍が捕まえてくれれば、おれ達も治るはずだ」

G-5「おい、麦わら!境界線に入ってくるなといったばかりだぞ!」

ルフィ「知るかよ!おめェらが勝手に決めたんだろ!」

茶ひげ「シーザーに弄ばれるくれェなら監獄の方がマシだ どっちにしろ、おれにはもう仲間はいねェんだ シーザーのことは、よくやってくれたな感謝してる…」

チョッパー「人殺しだああああ!」

フランキー「一体どうしたってんだ!うるせェぞ!」

フランキー「タンカーのことはもっと早く言ってくれりゃよかった!今ここでタンカーを修理するより別の場所であいつらと戦うほうが楽だったぜ!」
タンカー修理中のフランキー

チョッパー「ルフィ〜〜〜!あいつを止めてくれェ!!人殺、殺、人殺し〜〜!!」

ルフィ「何だ、どこでだ?」

チョッパー「ローだよ!!」

ルフィ「トラ男のことか?」

ブルック「ああああ!」

ルフィ「どうした?」

ブルック「私も殺しちゃいました!錦えもんさんはもう亡くなってましたが…壊しちゃいました…!!」
割れてバラバラの錦えもん

サンジ「死んだうえにバラバラにしちまっただと?」

ルフィ「あいつ、ぶっ壊して殺しちまった!」
固まったガスが割れ再生した錦えもん

錦えもん「ん?わあああ!!」

ルフィ、ブルック、サンジ「ぎゃあああ！」

サンジ「何で生きてんだよ!!?」
錦えもんを蹴り飛ばす

ブルック「ええ!?サンジさん、何してるんですか!?」

サンジ「てめェは死んだっつってたけど死んでねェじゃねェかよ!!」

ブルック「わああ、よかった、錦えもんさん!本当、私…」

G-5「え…!?あいつ生きてるぞ!?」

モモの助「父上!!」

ルフィ「ん?」

錦えもん「も…モモの助…!?」
「モモの助ェェ…!!無事だったのだな!!」

モモの助「父上ェェ!!ぐすっ」

ルフィ「は?モモの助?ああ、思い出したぞ そういや人間だって言ってたな!おめェがモモか!?」

錦えもん「裸じゃないか…ドロン!!ワノ国の立派な子らしく、着物を着ていると見事な佇まいだ!」

モモの助「しかし父上…どうやって見つけ…」

錦えもん「わああ、モモの助!!」

チョッパー「ロー!!出てこい!!中で何してるんだ!?」

ロー「……」

チョッパー「子供たちに何してくれてんだよ!!もし何かあったら…!!」

ロー「…中に入って見るなと言ったはずだぞ 今終わったとこだ…あいつらの体を切り刻むのがな…」

チョッパー「ぎゃあああ!!」

ロー「覚醒剤を投与されてた 完治には長い時間がかかるだろうな」

子供「タヌキさん!!子ダヌキさんだ!!」

チョッパー「お、お前ら無事なのか!?」

子供「フワフワ頭の人が悪い成分を体の外に出してくれたんだ!怖かったけど、もう大丈夫!!お腹減った!!面白かったよ、僕らの体が全部バラバラになったのは」

チョッパー「そ…そうか」

子供「モチャはまだ起きないんだ｣
｢僕らのために戦ってくれたんでしょ?｣

｢マスターがそんな悪いやつとは分からなかったよ｣
｢モチャが血を吐いて気絶したのは覚えてるよ…タヌキさん、モチャは大丈夫だよね?｣
｢わたし達と一緒に帰れるよね、タヌキちゃん」

チョッパー「トナカイだ…もちろんすぐよくなるよ!!この悪い夢から醒めて
家に帰れるんだ!」

子供「オレンジ髪のおねーちゃんは?お礼を言いたいんだ!あの人がぼくらを家に連れてってくれるんでしょ?」

回想
ナミ「この子供たちを助けるわよ!!泣いてる子供に助けを求められたらもう断れないじゃないのよ!!」
回想終

たしぎ「こんにちは 今から海軍があなた達のお世話をすることになりました」

子供「え!やだー!」
「ロボは?ゴムの兄ちゃんは!?」

ウソップ「何て良い匂いだよ!サンジは何作ってんだ!?待ちきれねェ!!ん?ナミ!海軍に子供たちのこと話したのか?」

ナミ「ええ 全部任せたわ最後まで救うことなんてできっこないもの 私が海賊である以上、子供たちにもご両親達にも迷惑になるだけだわ」

ウソップ「ああ、きっといつもみてェに子供を誘拐したとか言って非難してくるだろうな!!英雄様たちに任せるべきか」

ナミ「そうね…それに……」

回想
たしぎ「どうか、私に子供たちを任せて下さい!」
回想終

ナミ「私は女海兵の目に弱いのよね」

ウソップ「女海兵?」

ナミ「あの目を見てると安心するの」ベルメールを思い出す

ウソップ「ああ、おめェの母さんは海兵だったな」

ナミ「子供達を助ける最高の人は強くて優しい女海兵なの!!」

ウソップ「確かにな」

ナミ「……同意しないでよ!」

ウソップ「おめェが言い始めたんだろ!」

サンジ「ニューカマー拳法奥義、99のバイタルレシピ!!寒くてだるくなった体には海ブタ肉入りホルモンスープ!!何日も食ってなかったのなら…ゆっくりスープから飲み始めろよ」

ルフィ「モモ、腹へってんだろ!?サンジのメシは最高だ!」

モモの助「…拙者は…!!腹など全く空いておらぬ!!こんなもの…」

サンジ「おい、その料理をどうするつもりだ?ガキでも食い物を粗末にするやつは許さねェぞ!」
料理を捨てようとするモモの助に掴みかかるサンジ

錦えもん「かたじけない!!」

サンジ「あ、おい!」

錦えもん「うまい!力が戻ってくる!!モモの助!大丈夫…大丈夫でござる!!」

モモの助「…!!」

錦えもん「この食事は素晴らしい この祝福を受けようではないか 道中彼らには助けられた この人達は信用していい…!!このところ何も口にしていなかったのだろう…辛かっただろう…!!」
「もう大丈夫でござる!奴らもきっと無事と信じよう!さァ…生きようぞ、モモの助!」
泣きながら食べる二人

ルフィ「泣くほど美味ェのか!!?」

サンジ「このアホ、何か事情があるんだろう…何があったか気になるな…」

海軍や子供達が料理に集まってくる

サンジ「正義と悪の境界線はどうなったんだよ?」

G-5「休戦だ、アニキ!!」

ゾロ「タンカーから酒持って来い!!」

G-5「もちろんだ!!」

子供「ジュースも!!」

ロー「おい、麦わら屋…今すぐ発たねェといけねェ ここで食って時間を無駄にしてると奴らが来る!!仲間にも伝えろ!!」

ルフィ「本当か?よし、分かった!!」
「宴だ〜〜〜!!!」

ロー「………!！」
呆然とするロー

誰かと楽しく呑んでるゾロ、目を覚ましたモチャに飛びつくチョッパー、それぞれの宴

G-5「スモやん中将、島にもう一度入らねェといけねェ!!」

スモーカー「何故だ?」

G-5「シーザーの口を割らせてガスをどう払うか言わせたんだよ!!まだ仲間を救えるんだ!!」

シーザー「なぜ生きてる…スモーガー…!?」