703話 控室

ドフラミンゴ手下「悪魔の実は同時期に同じものが2つ存在する事はねェそうだ だが 実の能力者が死ぬとまた世界のどっかにその能力を秘めた悪魔の実が復活するらしい 火拳のエースの死後人知れずこの世に再生してたメラメラの実を若様は手に入れてたのさ…!!」
「ロギアの悪魔の実を興業の景品にしちまうとは若様も水くせェ…!!あんなスゲェ能力手に入れたらおれも人生変わるだろうな」

ルフィ「ぬ〜!?お前なんかに食われてたまるか!!!」

フランキー「あー…そういやエースってのはお前の…」

ルフィ「おれほしい!!メラメラの実!!!」
「そうだお前食わねェか!?フランキー」

フランキー「カナヅチになるのはゴメンだ」

ルフィ「おれにはゴムゴムがあるからもう食えねェけど エースの能力をどっかの誰かに持ってかれんのはイヤだ!!」
エース(この…メラメラの能力で…)

フランキー「形見ってとこか ドフラミンゴの発言からみて罠という線も充分にあるが…これだけは言える」
「チャンスなら逃すな!!!」

ルフィ「!」

フランキー「後悔してもつまらねェ コロシアムにはどの道用があるんだ!とにかく行こうぜ!!」

ルフィ「うん!!」

ドフラミンゴ手下（バカ共……欲しいからって手に入りゃ…誰も命を落とさねェコロシアムのレベルを見くびるな……!!)

-謎の妖精追跡サイド-
ゾロ「ハァ…ハァ…何が妖精だ!!ただの盗っ人じゃねェか!!!どこへ消えた」

サンジ「待てっつってんだろ!!!刀の一本や二本諦めろ!!」

ゾロ「そうはいくか!!!アホウ」

サンジ「はっ!!!あれは!!!」

ゾロ「いたか妖精!!」

ステージで踊る美女
客「なんて甘美」
「なんて情熱的!!」
「ブラボー♪」
「お前のダンスは世界一だァ」

踊り娘 ヴァイオレット

サンジ「キ…キレイだ…」

ゾロ「この国の女は男を刺すと聞いたろ!!お前みてェなのがやられんだよ!!」

サンジ「刺されてもいい〜〜」
「だァ!!しまった!!!奴を見失った!!!あの迷子マリモ〜〜〜〜!!!」
「よし!いい機会だこの島に置いて行こう!!追うだけ追ったんだ…誠意は尽くした」
「しかしこの辺はカップルばっかで羨ましいなァオイ ナミさんとロビンちゃんが一気におれを大好きにならねェかなー」

ヴァイオレット「もし!あなたさっき目の合った方ね!?」

サンジ「ん?」

ヴァイオレット(お願い私を抱きしめて!!!)

サンジ「!!?えエえ!!?」
抱き合う二人

警官「どこへ消えたあの女!!」
「裏口からこの恋人通りへ出たハズだ そう遠くへは行ってない!!」
「この町から出すな」

ヴァイオレット「ハァハァ ありがとう…もう行ったみたい…」

サンジ「…………」

ヴァイオレット「あ…あのもう大丈夫…」

サンジ「…………」
「いえどういたバしまして」

ヴァイオレット「きゃっ!!」
鼻血が溢れ出てる

ヴァイオレット「ごめんなさいっ…頭でもぶつけたかしら」

サンジ「あーいやぶつかってきたのは出会いという名の衝撃だけだ」

ヴァイオレット「でもこんなに血……」

サンジ「いや…たいした事…」

ヴァイオレット「かわいそう…」

サンジ「おわあああああ〜〜〜………!!ダメだ…もう恋が止められないっ!!」

ヴァイオレット「え!?ダメよそんな目で私を見ちゃ!!私はもう恋を捨てた女っ…!!過去私に関わった男達はみんな…」

サンジ「そう!!みんな幸せだ 追われてたな!!あいつら一体誰なんだ!?おれで力になれる事があれば言ってくれ」

ヴァイオレット「追って来たのは警官よ私……男の人を…刺したの!!恋がこじれて」

サンジ「えェ!!?この国の女は男を刺す程情熱的って本当なのか!?」
「OK」

ヴァイオレット「OKなの!?」
「ウウ……!!ダメよこんな魔性の女を許さないで…」

サンジ「どうしたんだ…」

ヴァイオレット「あなたを好きになっちゃう…」

サンジ「!!」

ヴァイオレット「……私の名はヴァイオレット…よろしければとなりの町まで私を護衛してくださらない?そしてそこで…殺してほしい男がいる」

サンジ「!!?」

-コリーダコロシアム-
ルフィ「でけーなコロシアム〜!!!」

フランキー「何だおれも出場したくなってきたな!!」
「すげェ歓声だ」

警官「待てーっ!!」

ルフィ「ん?」

警官「また出た指名手配のオモチャの兵隊!!もはやこのコロシアムの主だな毎度毎度…」

片足の兵隊「当たらん当たらん ジェットウォーク!!」
「ノロマ共め!!見ろ!!片足をコロシアムへつっこんだぞ!!!」

片足の兵隊(おもちゃ 通称:怒りの雷兵)

片足の兵隊「法律は知ってるなお前達!!」

警官「ウ……!!」

片足の兵隊「コロシアムには警察及び海兵は立入禁止!!コロシアム内に犯罪者を見てもその権限は発動しない ここにはドンキホーテファミリーの独断の法が存在するだけ!!その引鉄を引けば犯罪者はお前達である!!消えろォー!!」

警官「…………」

片足の兵隊「やや!これはご老体お荷物でもお持ちしましょうか!!」

フランキー「何だ急に礼儀正しいな」

ルフィ「あははは面白ェ兵隊」

片足の兵隊「ややや!?面白いですかな!?いかがかな?いかがかな??」

ルフィ「あはははははははは」

フランキー「おっさんそこどいてくれ」

片足の兵隊「はっ あ…お邪魔かこれは失礼!!」

フランキー「めちゃくちゃ赤面してんじゃねェかお前マジメだろ本当は」

片足の兵隊「そ…そんな事はない人を笑顔にしてこそのオモチャ!!マジメなオモチャなどありますか!!」

ルフィ「あはははムキになった!!」

案内「一般からの出場受付打ち切りますよー!!どうせいないんでしょ!?ヒヨって!!アハハハ!!」

フランキー「おいルフィお前は入口別みてェだぞ」

ルフィ「ん?そうか」
「おお出る出るおれが出るぞ!!」

客「何だあんなじいさんでんのか」
「大丈夫?今日の出場者達知ってんの??」

フランキー(おいルフィ!!おそらくバトルショーだとは思うが…いいかこれだけは守れ…!!存分にやっていいが正体だけはバレるな!!)

ルフィ「わかった!!」

案内「じゃ…お名前は?」

ルフィ「ルフ……」

フランキー「ぬあ〜〜アホかァ!!!」

選手番号0556番 ルーシー

案内「選手の控え室こちらです出番までご自由に」

選手「メラメラの実はおれのモンだ!!」
「おれだバカヤロー!!」

ルフィ「わ すげー熱気!!」

選手「オイ誰だあのチビ」

ルフィ「ほー」

選手「ん?」
「ぷーっ!!」

ルフィ「ほー」
キョロキョロ見てるルフィ

ルフィ「武器は何でもアリかな?」

スパルタン「オイ…何者だあいつは」

選手「最後に入ってきた出場者だ」
「何しにきたんだあのチビ!!」

スパルタン「こういうひやかしがおれは一番嫌いなんだよ…!!!」

スパルタン コリーダコロシアム剣闘士(月大会優勝経験51回)

スパルタン「オイつけヒゲ小僧!!!ここは闘技場だぞ!?」

選手「やめとけスパルタン」

スパルタン「弱ェ奴がひねり潰されて何が楽しい!?強者と強者がぶつかるから客が沸く!!!お前の来るトコじゃねェ!!!帰れ!!!今すぐ帰れ!!!」

ルフィ「ん?」

スパルタン「………!!!」

選手「え…」
「ああ!!」

パンチをかわしスパルタンを床に叩き付ける

スパルタン「ぶふ」
唖然とする選手達

ルフィ「ししし よろしく」

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