707話 Bブロック

司会者「Bブロック1回戦!!138人のバトルロイヤル!!!」

観客「あいつ汚ェぞ!!」
「チームを組んでる!!」

司会者「これはいきなりリング内に共闘を企てる者がいた模様!!しかしこれも駆け引き!!反則ではない!!首謀者はどうやらプロデンス王国よりやってきた軍師ダガマ!!!」

ダガマ(ガマハハハ!!メラメラの実は必ず我がプロデンス王国がいただいて帰る 我らが王エリザベーロ2世は生まれながらの破壊兵器!!)
(生まれ持った天性の肉体から放たれるパンチの凄まじさたるや……一撃で敵国要塞に風穴を開けた事件で世間に言葉を失わせた!!だがその威力の代償に難点が一つ!!パンチ一発放つ為に一時間の集中とウォーミングアップを要する事……!!!)
(一戦につきたった一発の伝家の宝刀!!!当たりさえすれば海賊四皇をも打ち沈めると言わしめるキング・パンチ!!!これを放つタイミングで勝敗は決する!!!)

プロデンス王国国王 戦う王 エリザベーロ2世

ダガマ「国王様!!準備は?」

エリザベーロ2世「いつでも撃てる!!シッシッ 時を知らせよダガマ!!」

ダガマ「御意!!」
「王を死守しリング上の頭数を減らせ!!!」

選手「ウオオオオ〜!!」

ベラミー「いいのかレパント!ドレスローザの軍隊長が他国の軍師に手を貸して!!」

タンク・レパント「フフ…金が敵の世の中よベラミー!!」
「でかい夢よりおれは 足下の金を拾うのさ!!」

ドレスローザ自衛軍隊長 タンク・レパント

ベラミー「ハハッ 耳が痛ェ」

タンク・レパント「ぬゥん」
鉄球を投げるもベラミーに避けられ他の選手に当たる

選手「どわァ〜!!!」
「わっ!!やべェ落ちるっ!!」

ベラミー「スプリング…!!デスノック!!!」

タンク・レパント「ぬん!!!」

ベラミー「ハハッ」

司会者「選手3名場外失格!!そして当然場外の海には!!」

選手「ああああああ」

司会者「コロシアム名物〜!!」

観客「行け〜!!」

司会者「リトル闘魚の群れ〜!!!」

選手「ギャアアア」

観客「キャー!!」

司会者「リングの中も!!外も地獄!!!無傷の生還などあり得ない!!これがコリーダコロシアム!!!」

アブドーラ「ドラァー!!!」

選手「!!!アブドーラ!!」

ジェット「オイおれに背を向けてるぞシハハハ!!!」

選手「ぐあァ!!!卑怯な……!!!」

ジェット「ん〜!!」

アブドーラ「いい響きだ」

アブドーラ&ジェット「にーっひっひっひっ!!」

選手「魚人の分際でよォ……!!!なに人間の大会に出場してんだよ怪物!!」

ハック「………」

選手「オイ魚類ィ〜!!」

ハック「憐れ……」

選手「あァ!!?」

ハック「己の言葉を持たぬ人形よ…せめて拳で語り合おう!!」

選手「おォ!?そうしようぜ!!」
こん棒を片手で受け止めるハック

選手「!アレ…動かねェ!!」

ハック「四千枚瓦正拳!!!」

選手「どお!!!」

ハック「我が友ジンベエが我らの希望である様に!!!拳を交わす友好の道もある筈!!!私は戦い続ける!!!」

魚人空手師 魚人柔術 百段ハック

選手「痛でで痛ででで畜生あの野郎!!」

ダガマ「何をやってるあんな素手のヒョロ長男一人に!!!」

選手「素手だろうがヒョロ長だろうが関係ねェ!!あの脚!!まるで鉄のムチだ!!!」

ブルーギリー「ヒュ〜イ まったくお前ら もっと近くへ来いよ!!遠すぎてつまらねェ…!!!」

足長族 ジャオクンドー格闘家 ブルーギリー

ダガマ「ただの足長族だろう!!だったら逆に足を狙え!!!」

選手「ムリだ!!近づけねェ…!!あの動き!!足がどこから飛んで来るか……!!」

ブルーギリー「ヒュッヒュッヒュッ…ヒャーオ!!」

選手「ぐわァ〜!!」

選手「ハァハァ オイ…!!見かけない剣闘士がいる…!!!あいつだ…やたら強いがお前知ってるか……!?」

選手「……………!?」

選手「おれはもうここで長く剣闘士やってるが…あんな奴見た事ねェ!!」
「コロシアムの剣闘士なら剣と盾で戦う訓練を受ける…!!あいつ剣一本だぞ ワノ国の侍でもあるめェし…!!」

選手「腕試しを」

選手「OK!」

「!!?」

リッキー「遅い…」

選手「え…」
高速で避けられ斬られる

元剣闘士 リッキー

おもちゃ「見たか今の…あのドクロマントの剣闘士 あんなに強いのに……ここで見た覚えがない」

じいさん「…いやそれなんだが…わしは昔…見た気がするんだ…盾を持たずあんな戦い方をする……名前を…何と言ったかな…」

観客「あいつ見ろ…!!」
「何やってる…!!死にてェのか!?」
「なぜ誰も手を出さない!!?」
「あんな奴さっさと敗けりゃいい!!」

寝ころんで傍観しているバルトロメオ

バルトロメオ「………………ヘハハ」

-選手観覧席-
キャベンディッシュ「人を食った行動ばかり取るから…人食いのバルトロメオ…彼も生意気な後輩の一人…」

ルフィ「色んな奴が出てて楽しくなってくんなー ししし!! なーお前 名前何だっけ?」

キャベンディッシュ「キャベンディッシュだ」

ルフィ「何してんだ?キャベツ」

キャベンディッシュ「最悪の世代の手配書のチェックさ 新しいのを手に入れないと!ナイフの傷でろくに見られない」

ルフィ「もういいんじゃねェか?許してやれば」

キャベンディッシュ「そうはいかない 殺すよ」
「これだけの賞品のある大会だ…1人くらい出場して来ないかと思ったが…この大会はさっきのバージェスの様に顔を隠すことも可能だ いるとすれば勝ち残るのを待つが早いか…」

焦るルフィ

ドン・チンジャオ「ひやはやここが観覧席ですか…試合がよく見える」

キャベンディッシュ「!」

ルフィ「ん?」

ドン・チンジャオ「ひややー…ところでガープさんは元気かな……?麦わらのルフィ君……!!」

ルフィ「!!?え?……おっさんじいちゃんと知り合いなのか?」

キャベンディッシュ「え!!?……………!!!」

ルフィ「あ!!!」

ドン・チンジャオ「私は昔ガープさんに殺されかけてね……孫子の代まで恨むと決めていた」

ルフィ「は!!?」

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