714話 ルーシーとウーシー
カリブーが港へ出ると見捨てた部下達が迎えに

-ドレスローザ近海 サンザンド・サニー号-
チョッパーブルック「サニー号から離れろ!!」

ジョーラ「オッホッホッホッ」
「おだまるざます!!!誰が人魚ざます!!!」

チョッパーブルック「言ってねェよ!!!」

ドンキホーテファミリー クラブのトレーボル軍 ジョーラ(婆)

ジョーラ「さっさとモモの助をよこすのざます!!さっきはうなぎしかいなかったのになぜそこにいるのざます!! 若様の指令はモモの助の誘拐 そして船の奪取!!!」

ナミ「……………!!まいったわね…!!あの能力で暴れられたら…!!何とか攻撃をこっちに向けてくれればいいけど…船の外へ!!」

チョッパー「サニー号が船として機能しなくなっちゃうぞ!!?」

モモの助「………………」

能力によってアート(おもちゃ?)になってる4人

ジョーラ「お前達!!さっさとあいつらからモモの助を奪っておいで!!全くやだよやだよ〜」

部下「あ…ヘイ!!ジョーラ様っ!!」

ジョーラ「やだよ〜…あ〜魂が揺れてるざます!!オホホホホ〜!! 込み上げるイメージ!!吹き出すあたくしの心っ!!」

チョッパー「マズイぞ!!またアレをやる気だ!!」

ブルック「あの人の潜り込んだ男部屋はすでにロッカーもベッドもヒドイ状態に!!フランキーさんに怒られる事はさておき元に戻せるんでしょうか!!?」

ジョーラ「ああ爆発する解放と美のイメージ!!!」

チョッパー「おいやめろ!!!船上でそれをやるな!!おれ達はこっちだ!!狙うならこっちへ〜!!」

ジョーラ「世界は自由でなきゃざますっ!!んざましょーっ!!?」

チョッパー「うわあ〜!!!」

ナミ「きゃあ」

ブルック「やりやがってくれましたよ大変な事に!!!」

チョッパー「くっそ〜!!!」

サニー号を泡が包みアートに

チョッパー「……………!!ダメだもう船じゃねェ」

ジョーラ「オッホッホッホッ……ん〜これこそが美!!!そうこれで麦わらの一味はドレスローザから脱出する術を失ったのざます!!オッホッホッホ!!そんな誘導に乗るざますか オーッホッホッホッホッ!!オーッホッホッホッホ」

ナミ「!!!」

チョッパー「……………!!」

モモの助「……!!」

-ドレスローザ コリーダコロシアム-
リッキー「治療など必要ないっ!!私はこのまま帰る…!!」

係員「リッキー選手…!!そういうわけには!!ゲストは特に…戦士達の傷の手当てまでが我々の仕事だ」

リッキー「人前で殺し合いをさせておいて何が手当てだ」

係員「頭部の血が止まっていない…マスクを取って治療を!!」

リッキー「マスクに触るな!!出口を開けろ!!」

係員「抑えろ彼は重傷だ!!」

リッキー「!」

レベッカ「………」
「ひどい傷……手当は受けた方がいいわ……」

リッキー「……………!!どけ!!自分で歩ける…!!」

係員「…あ 奥行って…階段で地下へ!!」

リッキー「……………!!」
(レベッカ…!!すまない……!!)

レベッカ「……………?」
幼少時の2人のシルエット

-コロシアム内 ドンキホーテファミリー待機室-

ベラミー「麦わらは…大会に出場中だディアマンテ」

ディアマンテ「試合が終わってからでいい」

ベラミー「ジョーカーが麦わらをおれに殺せって…?」

ディアマンテ「ドフィも甘いな……大会優勝を逃した男に……またチャンスを……よかったなベラミー」
「暗殺なら易い仕事だ 大会が終わるまでにカタをつけろ それで晴れてお前もファミリーの幹部だ……!!」

ルフィ(おいベラミー!!!頑張れー!!!)

ベラミー「………」
戸惑うベラミー

厳重に鎖で巻いたケースを持って現れるバルトロメオ

バルトロメオ「ルーシーをつけ狙ってるらしいなキャベンディッシュ」

キャベンディッシュ「!……バルトロメオか…決勝進出おめでとう ルーシーの件は…君に関係ない…」

バルトロメオ「いや…あの男は…おめェには殺らせねェべよ」

キャベンディッシュ「………………フフ…そうか君もか……時の人だからな……だが僕の獲物だ」

バルトロメオ「ヘハハ こっちの方が根が深ェ…!!」

ギャッツ「すでに脱落者続々!!!白熱するCブロック〜!!しかしかくいう強豪達の合戦においても文字通り頭一つ飛び出た巨大な戦士が一人っ!!」

観客「でけー!!」

ギャッツ「かの巨人国エルバフの新世代の戦士!!最強の海賊傭兵その名も〜っ!!ハイルディン〜!!!!」

ハイルディン「ロギアを食った巨人を見た事あるか?メラメラの実で…!!おれがなるのさ!!!おれは全巨人族の王になる!!!」

選手「うわああああ」 「ギャー!!」

ギャッツ「パンチ一発雷のごとしィ!!!誰がこいつを止められようかァ!!!」
「そして一方!!数々の猛者達を恐れもせずに!!暴走する闘牛が一頭っ!!!当コロシアムにて死刑囚との決闘ののち21人を地獄へ送った殺人牛!!!コロシアムの死神!!人呼んでブルータルブル!!!」
「そしてなぜかその死神を乗りこなすのがこの男〜っ!!」

観客「キャ〜!!」 「わはははは」 「何やってんだあいつ」

ギャッツ「きら星のごとく現れ軽快な強さでまたたく間に人気者!!ルーシー〜〜ィ!!!私も!!好きだーこの男っ!!ぎゃはは」

係員「ギャッツさん実況は公平に!!」

ルフィ「うおお〜!!」

ブル「モォ〜!!!」

キャベンディッシュ「名を隠しても人気を取るか…麦わら…!!」

レべッカ「………………うふふ 面白い人…」

ルフィ「なっはっは行け〜ウーシー!!!みんなやっつけろー!!」

ブル「モォ〜!!」

ルフィ「ししし」

ブル「!!!フゴ?フゴ?」

ルフィ「あり?」

ギャッツ「あっ!!」

観客「やべェ!!ハイルディンにケンカを売った!!!」

ハイルディン「おれに挑むか!!」

ルフィ「危ねェ!!逃げろウーシー!! ウーシー!!」

観客「キャー!!」 「ブルっ!!」 「ブル〜!!」 「ルーシー!!」

ハイルディン「フン…」
ハイルディンに潰され地面に減り込む2人

ギャッツ「なんと…!!あっけない…」

レベッカ(………………)

ギャッツ「力の差は歴然…!!エルバフのルーキーの前に……!!コロシアムの死神と…謎の剣闘士ルーシーは力なく……」

ハイルディン「ウオオオオ〜!!!」

ギャッツ「ん!?」

ルフィ「………………」

ギャッツ「……!!」

観客「!!?」

ギャッツ「……………!!!うおおおおおおおお巨人が倒れたァ〜〜!!!」

覇気を纏った拳で顔面を殴り倒すルフィ

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