仙台市の高校2年生の男子生徒が、同級生から腕にタバコの火を20回以上にわたって押し付けられるなどのいじめを受け、登校できなくなったとして、6日、警察に被害届を出しました。
被害届を出したのは、仙台市内の私立高校に通う16歳の男子生徒です。
家族や支援団体によりますと、男子生徒は、去年11月ごろから同級生4人からいじめを受けるようになり、タバコの火を腕に押し付ける「根性焼き」と呼ばれる行為を20回以上受けたほか、殴る蹴るなどの暴力を受け、先月から学校に登校できなくなったということです。
このため、被害届を出したもので、警察は受理しました。
生徒の母親によりますと、今月3日に学校で話し合いがもたれ、いじめを行った生徒が一部を認めて謝罪したということですが、
その後、学校が、「腕の傷によって他の生徒が動揺する」として、6日までに自主的に退学してほしいと伝えてきたというこです。
学校は、「いじめの有無や退学を求めたかどうかを含めて、現時点でのコメントは控えたい」としています。
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