20日午前2時過ぎ、札幌市南区澄川の「大友観光開発」会長大友正吾さん(95)方に3人組が押し入り、大友さんと家政婦2人の計3人を粘着テープで縛るなどして金庫にあった現金を奪って逃走した。
家政婦がテープをほどいて110番した。大友さんら3人にけがはなかった。北海道警札幌南署は強盗事件として捜査を始めた。被害額は1000万円以上になるとみられる。
発表によると、3人組は男とみられ、1階の無施錠だった窓から侵入。寝ていた家政婦2人を次々と縛り、大友さんに金庫を開けさせた。
3人組のうち2人はいずれも身長約1メートル70で黒い服を着ていたといい、うちの1人は白いタオルで顔を覆い、メガネをかけてペンライトを所持していたという。もう一人の特徴は不詳。
3人組の一人はカタコトの日本語を話していたといい、同署では強盗犯の中に外国人が含まれている可能性もあるとみて調べている。
大友さんが会長を務める「大友観光開発」は、北海道上川町層雲峡温泉の層雲峡観光ホテルを運営。大友さんは不動産会社の役員なども兼務しており、地元では資産家として知られている。
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