25日、今季限りで退任が決まっている岡田彰布監督が同日から休養すると発表した。高代延博ヘッドコーチも同時に休養する。25日の試合から、森脇浩司チーフコーチが監督代行として指揮を執る。
　同日、村山良雄球団本部長が通達したもので、岡田監督は「分かりました」と答えたという。
　村山本部長は「最下位が確定した以上、昨日の試合を見ていてもチームの目指すものが分かりにくくなったのかな、という印象があった」と説明した。
　前日に球団ワーストに並ぶ11連敗を喫し、１３５試合を終えた時点で50勝75敗10分となり、今季の最下位が決定した。
　シーズン途中の休養について球団は「当初、岡田彰布監督に今シーズン終了まで指揮をとっていただく予定でしたが、昨日最下位が確定したこともあり、来シーズンを見据えたスタートをいち早く切りたいということから、本日、岡田彰布監督にその主旨を申し上げ休養していただくこととなりました」としている。

　岡田彰布監督が25日、同日球団からから休養を通達されたことについて「契約やからなあ」としながら「３日前、最後までやってくれというのを言われたばかりやからなあ」と、複雑な心境を明かした。
　休養の決定後に選手らと会話を交わしたといい「３年間感じたり、勉強になったことを来年以降少しでも思い出して生かしてくれたら俺はうれしいよ」と話した。

スターティングメンバー
福岡ソフトバンク
1（二） 本多　
2（三） 明石　
3（左） 内川　
4（指） ペーニャ
5（右） 長谷川　
6（中） 柳田　
7（一） 中村　
8（遊） 今宮
9（捕） 細川　  
     投    武田

スターティングメンバー
オリックス
1（右） 川端　
2（二） 後藤光
3（三） バルディリス
4（一） 李　
5（左） 岡田
6（指） スケールズ
7（中） 小島　
8（捕） 日高　
9（遊） 三ツ俣　
     投    木佐貫

お先真っ暗ｗ

試合結果
京セラドーム
福岡ソフトバンク７−０オリックス
勝：武田（7勝1敗0S）
Ｓ：
敗：木佐貫（5勝9敗0S）
本塁打
ソ：
オ：
バッテリー
ソ：武田  - 細川
オ：木佐貫 、吉野 、佐藤 、小松  - 日高

明日の試合
福岡ソフトバンク対オリックス
京セラドーム
18：00
予告先発
ソ：新垣
オ：前田

　今季限りで退任が決まっている岡田彰布監督と高代延博ヘッドコーチが同日から休養すると発表。
　高代ヘッドコーチは「急にきょうから要らないと言われて寂しい。１０月８日まで監督と納得してやろうとしていたが、それができなくて残念」と語った。

試合前
森脇浩司監督代行のコメント。
「とにかく、残り試合の中で全力を尽くすしかない。僕の中での“プロ”という言葉の定義は“いかなる状況でも最善を尽くす”ということ。残された試合を僕も、選手もプロとしてまっとうするしかない。こんな形は、本来、望ましいものではないのでしょうが……」

試合後
森脇浩司監督代行のコメント。
「５回の失点も、ペーニャ、長谷川も初球でしょ……。配球うんぬんではなく、もっと観察力が必要だね。５回の攻撃で１点でも入っていれば、あるいはバックホームでの中継プレーでライン上にボールが帰っていれば……と、現状でできていないことがあるわけでね。そのあたりは、しっかり反省して次につなげていかないといけない。
　今は、ファンに納得してもらえるプレー、もしくはその前の段階での姿勢をお見せしないと。このチームに一番欠けているところやからな」