>>498【続き】
皆実が滞在するホテルで食事を始めた3人。デボラによると、離婚理由は皆実の浮気だった。休みを合わせてラスベガス旅行を計画した際、先乗りしていた皆実がバーで出会った女性に一目ぼれ。皆実は「一夜の恋に落ちてしまいました」と振り返る。デボラは「翌朝、部屋に入ってベッドの2人とはち合わせ。即刻離婚してやったわ〜」とワインを飲みほした。
ドラマ終盤、皆実とデボラは夜景の見えるバーでお酒を交わす。デボラは、「ベガスであなたと寝ていた女が、3年前にスパイ容疑で逮捕された。つまりあれば、FBI特別捜査官だったあなたに仕掛けたハニートラップだったみたいね。お酒に睡眠薬を混ぜて、翌朝関係を持ったと思わせる手口」と、真実を告げた。
しかし皆実は、「そんな古典的手法にやられるとは、お恥ずかしい限り」と多くを語らない。デボラは「でも、あなたが気づかなかったとは思えない。あのとき、なんでちゃんと言い訳しなかったのか」と続けた。皆実は本当に当時の記憶がないと伝え、「どんな理由があるにせよ、あのとき君を傷つけてしまったことに変わりはありません。申し訳ない」と頭を下げた。